大学の児童教育学科で学び、保育士と幼稚園教諭の免許を取得しました。実家の近くにある子ども園に入職することができ、成長とやりがいを感じながら約4年を過ごしました。しかし、福岡への転居が決まり、転職先を探さなければならなくなりました。
もちろん保育施設への転職を目的に人材エージェントに登録したのですが、担当者の方と何度も話をする中、徐々に「私も保育士や幼稚園の先生を応援する側になりたい」と思うように。担当の方が、私の単なる愚痴につきあってくれたりと、本当に親身になってくれたことがとても心強く嬉しかったんですよね。
保育従事者を応援する人材会社を探して最初に出会ったのが、アスカでした。会社のことを調べると、仕事内容も会社の理念も魅力的だったので、即応募。面接は最初が支店長だったのですが、次がさらに上の位の方ではなくて支店の先輩社員でした。私に近い方とお話をすることでお互いをよく理解でき、とてもいい面接方法だと思いましたし、アスカという会社の素敵な一面だと思ったので、迷わず入社を決めました。

先に述べたとおり、私自身が人材コーディネーターさんに大変お世話になった経験があります。私は結果的には保育従事者として転職はしませんでしたが、園を変わる不安に寄り添ってくれたり、勤務条件や待遇など自分から要望しづらいことを察して話してくれたり、とても心強い味方だと本当に頼りにしていました。
もちろん、アスカの先輩や仲間からたくさんのことを教わり今の私がありますが、そんな自分自身の経験を通して得た、転職を考えている方のリアルな不安や悩みへの寄り添い方が、私の強みなのではないかなと思っています。

私たち人材コーディネーターは、派遣スタッフさんや転職を考えている方だけではなく、求人側である保育施設の園長先生や採用担当の方とも接することになります。
いずれにおいても私が大切にしているのは、「履歴書や職務経歴書に書かれていないこと」「求人票に記載されていないこと」を丁寧にお聞きし、それをお互いにしっかり伝えること。求職者側なら人柄や性格や価値観など、求人側なら職場の雰囲気や保護者との関係性など、文字にできないことをできる限り私が理解し、それぞれが幸せになる出会いを生み出せればいいなと考えています。

派遣スタッフを紹介すること、新しい園を探している方の入職が決まることがゴールではなく、むしろスタートだと考えることです。
保育士の側からだと「そこで充実した仕事が続いている状態」、園の側からすると「採用した人が活躍し続けている状態」こそが私たちのめざすことだと思っています。だから、紹介した後も「新しい園の働き心地はどうですか？」「ご紹介した先生は馴染んでいますか？」など、定期的にお声掛けするよう心がけています。

今すぐに転職を考えていなくても、自分の今の状況が他の人たちと比べてどうなのか、自分が抱えているのは贅沢な悩みなのか、など気になることが少しでもあるならお気軽にお越しください。
登録してから数年後に初めて転職する、という方もいらっしゃいますので、具体的な条件や要望などがなくても問題ありません。いざという時に話せる相手をつくっておく、というぐらいの気持ちで大丈夫ですよ。